「戦略見えない」 安倍政権の拉致交渉に蓮池透氏怒り爆発

Global Ethics

2015年12月22日

暴露本も出版した蓮池透氏(C)日刊ゲンダイ
暴露本も出版した蓮池透氏(C)日刊ゲンダイ

 安倍政権よ、やっているフリはやめよ――。拉致被害者家族連絡会元副代表の蓮池透氏が21日、外国特派員協会で会見。北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫さんの兄は、一向に進展しない政府の拉致交渉に怒りを爆発させた。

「拉致問題を踏み台にして総理になったのだからしっかり対応すべきだ」と透氏は安倍にそう注文をつけると、返す刀で「『あらゆる手段を尽くす』と言っていますが、具体的な戦略はまったく見えてこない」とぶった切った。

日本政府が認定する12人の拉致被害者に関する再調査の最新動向は、21日付の朝日新聞が報じたばかり。11月中旬から今月中旬にかけて、日朝の政府関係者が中国で計3回の非公式協議を行ったが、北朝鮮側の「8人死亡、4人は入国していない」という従来の主張は覆らず。事態の進展はなかったという。

北朝鮮が再調査の特別調査委を設置したのは昨年7月。報告期限は「1年程度」だったが、先送りに先送りを重ね、すでに1年半が経過しようとしている。日本がなめられているのは明らかだ。蓮池透氏は会見でこうも言った。

「安倍政権がやっていることは13年前と同じで、なんの進歩もない。安倍さんは『任期中に(拉致問題を)解決する』と言うなら、画期的な方法を取ってほしい。『(拉致被害者)1人に10億円出せ』という日本の政治家もいる。そういう“禁じ手”を考えてもいいと思う」

■信頼できるのは小泉元首相と田中均氏の2人のみ

透氏の怒りはホンモノだ。今月18日には「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」を出版。拉致問題で安倍自身がよく語っている“武勇伝エピソード”がウソだらけだったことを暴露している。

「透氏は小泉純一郎元首相、田中均元外務審議官の2人以外、信頼できる政府関係者は皆無だったと言っています。安倍首相とは無役の時代から知り合いで、可もなく不可もない関係だった。しかし、首相になってからは口だけで何もしない安倍さんに対し、次第に怒りを募らせていったようです」(出版関係者)

横田めぐみさんの父・滋氏も今月、「(交渉の)やり方を変えるべきだ」と訴えている。無策な安倍外交をいつまでも続けるわけにいかない。

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