5月18日にNHKのニュースWEBで放送 — 健康

Originally posted on NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会(ME/CFSの会): 5月18日(月)23:30からのニュースWEBで、「3割が寝たきり、慢性疲労症候群とは? 理解進まぬ実態」と題して、10分以上にわたって取り上げていただきました。18日に患者団体が厚生労働大臣に会って支援を求めた映像や、10年前から病気に苦しむ患者さんの様子と共に、病気の治療にあたっている医師・静風荘病院の天野惠子さんが、スタジオに招かれて病気について説明しました。 10年前に発病した40代の患者さんは、一昨年に症状が悪化し、仕事を辞めざるを得なくなりました。月に2万円の医療費を払っており、「このままではいつまでたっても希望が見えない」と語ります。慢性疲労症候群は根本的な治療法がなく、国が定める難病に指定されていないため、患者は公的な支援が受けられません。18日に患者団体は、患者への理解や治療法の開発、診断基準の作成を支援するように求めました。「深刻な病気だと国からも認知していただき、今すぐにでも支援を、社会的な福祉サービスを入れていただきたい」と代表は話します。 スタジオから、天野惠子医師が解説します。だいたい風邪やインフルエンザのような感染症をきっかけとして発症し、それが治ってもどんどん体の疲労感が強くなります。その疲労感は普通の10倍、数十倍で、起きれないという感じの疲労感が続きます。その後に眠れない、頭が回らない、頭痛・関節痛・筋肉痛が表われ、寝たきりに近い状態になる患者さんもいます。「最近疲れがとれない」というのとは、全く違います。診断基準の中に強い疲労感が6ヶ月以上続くというのが入っていますが、もっと早く診断できる診断基準が見つからないといけないと思っています。 診断にあたって重要視しているのは、寝ても寝てもとりきれない疲労感・労作後の疲労感、思考力・集中力の低下、痛み、睡眠障害の4つで、これが中核症状だと思っています。慢性疲労症候群という呼び方そのものが、病気の実態を表していません。1950年代にイギリスで集団発生した時に、良性筋痛性脳脊髄炎という病名が提案されましたが、どんどん悪くなる方がいたので、良性というのが取り払われて筋痛性脳脊髄炎という名前になり、イギリスやカナダで使われています。最初から脳の血流が落ちているという所見があると言われていました。 SF36という健康度をチェックする指標があり、4つがメンタル系で4つがフィジカル系です。私は最近論文を書き、自分のやってる和温療法を受けた患者さんをSF36を使って評価しましたが、軽症・中等症・重症の方ともに、メンタルヘルスはほとんど正常で、へこんでいくかのはフィジカルな部分です。うつとよく間違えられますが、これはメンタルな病気ではなく、フィジカルな病気なんです。 3年前に行った実態調査に、「教師も医師も病気のことがわからず登校拒否と言われた」「ハローワークで病名を口にしたら、『そんな病気あるのか』と聞かれた」「動ける時もあるので家族から理解されない」という声が寄せられたそうです。この病気を知らないお医者さんもおり、ドクターショッピングをして、最後にインターネットで慢性疲労症候群に行き着くことも多いです。NPO法人「筋痛性脳脊髄炎の会」という患者さんの団体があり、患者さんが命を削るように活動をされています。ホームページが素晴らしいので、この病気かなという方やその家族の方は、是非このホームページにアクセスしてみてください。

経由: 5月18日にNHKのニュースWEBで放送 — 健康

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